Androidスマートフォンにおけるマイナンバーカード機能の搭載は、2023年5月11日より「スマホ用電子証明書搭載サービス」として開始されています。
iPhoneでのマイナンバーカード搭載が、2025年6月からスタートしましたので、2年先行してスタートしています。
iPhoneは各キャリアが絡んで仕様を決めるのが難しかったり、時間がかかります。それに対してAndroidスマートフォンは、各キャリアが端末メーカーなどに独自仕様の搭載をさせるのに、そこまで時間はかかりません。
そういった事情があるので、iPhoneよりAndroidのほうが、こういった国独自に仕様に対応しやすいです。
iPhoneより早く、マイナンバーカード本体を持ち歩かなくても、Androidスマートフォンに搭載された電子証明書を利用して、様々なサービスが利用可能となっています。
利用可能な機能
Androidスマートフォンでのマイナンバーカードの、利用可能な機能は以下の通りです。
- マイナポータルへのログイン
- 各種民間オンラインサービスの申し込み・利用(銀行口座開設、携帯電話契約など)
- コンビニ交付サービスの利用(住民票の写し、印鑑登録証明書など)
- 健康保険証としての利用(マイナ保険証)
- 生体認証(顔認証、指紋認証など)による本人確認
iPhoneでも使える機能が、Androidスマートフォンでも利用可能です。
注意点は、すべてのAndroidスマートフォンに対応しているわけではなく、日本国内でドコモ、au、SoftBankから提供されている一部のAndroidスマートフォンに限ります。
今後の展開
今後の展開は以下の通りです。
- マイナンバーカードの券面記載事項(氏名、住所、生年月日、性別など)のスマートフォン搭載についても、改正マイナンバー法が成立し、今後Androidでも対応が進められる予定です。(iPhoneは2025年春に電子証明書と券面記載事項の搭載を実現済)
- 将来的には、引っ越し関連の届け出や確定申告など、さらに多くの行政サービスがスマートフォンのみで完結できるよう順次拡大される見込みです。
まだまだ、これから便利になっていきます。今後の進化にも期待です。
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